ロコモティブシンドローム|武蔵野市 さいとう整形外科|武蔵境 スポーツ整形外科

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メディ・シャトル桜堤103
電話 0422-60-3511

ロコモティブシンドローム

ロコモティブシンドローム

ロコモティブシンドロームについて

骨・関節・筋肉・神経などの運動器の障害のために、歩行や日常生活に支障をきたしている状態を「ロコモティブシンドローム(locomotive syndrome、略称:ロコモ、和名:運動器症候群)」と言います。
ロコモが進行すると、介護が必要になるリスクが高くなってしまいます。
2007年、日本整形外科学会は人類が経験したことの無い超高齢社会・日本の未来を見すえて、このロコモという概念を提唱しました。いつまでも自分の足で歩き続けていくためには、ロコモを予防し、健康寿命を延ばしていくことが必要です。

要支援・要介護状態の要因の第1位は「運動器の障害」

“健康寿命”とは、「元気に自立した生活を送れる期間」のことです。現在、平均寿命から健康寿命を引くと、男性は約9年、女性は約12年となっています。これは支援や介護を必要とする期間が平均で9年~12年もあるということです。そして要支援・要介護状態になる要因の第1位は「運動器の障害」だということをご存じでしょうか。
要支援・要介護状態は、ご本人だけでなく、家族など周囲の人にとっても問題になります。ご自分だけでなく、あなたの大切な家族や友人らのためにも、運動器の健康を維持しましょう。

ロコモをチェックしてみましょう。

以下の項目で1つでも当てはまればロコモの可能性があります。

片脚立ちで靴下が履けなくなった
家の中でつまずいたり滑ったりする
階段を上るのに手すりが必要だ
家のやや重い仕事が困難である(掃除機の使用や、布団の上げ下ろしなど)
2kg程度の買い物をして持ち帰るのが困難である(1リットルの牛乳パック2個程度)
15分くらい続けて歩くことができない
横断歩道を青信号の間に渡り切れない

若いうちから運動習慣を身につけましょう

骨量や筋肉量のピークは20~30代です。骨や筋肉は、適度な運動で刺激を与え、適切な栄養を摂ることで強く健康に維持されていきます。弱った骨や筋肉では、40代・50代で体の衰えを感じやすくなり、60代以降には、思うように動けない体になってしまう可能性があります。若いうちから運動習慣を身につけ、運動器の機能を維持していくことが重要です。また、筋肉や骨と同様に、軟骨や椎間板にも適正な運動負荷が必要です。ただし、過度な負荷のかかるスポーツや過体重によって「負担をかけられ過ぎる」と、軟骨や椎間板は逆に傷んでしまうこともあります。また、やせすぎると筋肉や骨は弱くなってしまいます。肥満とやせすぎは、いずれも良くありません。

ロコモ予防について

さいとう整形外科では、ロコモにお悩みの方や、ロコモ予防をお考えの方のために歩行訓練や転倒予防指導、筋力トレーニング指導などを行っております。
介護が必要となるリスクを減らすためにも、お気軽にご相談ください。