予防接種
予防接種について
予防接種は、細菌やウイルスなどの病原体から作製したワクチンを接種することによって特定の病気になりにくくし、また、たとえその病気になったとしても軽症で済むようにするために行います。
当院ではインフルエンザワクチンの予防接種を行なっております。
インフルエンザワクチンとは
インフルエンザは、インフルエンザウイルスへの感染による疾患で、発症すると38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、寒気などの全身症状が現れます。併せて普通の風邪と同じように、喉の痛み、鼻汁、咳などの症状も見られます。お子様では痙攣や中耳炎、稀には急性脳症を、ご高齢者や免疫力の低下している方では肺炎を併発するなど、重症化するケースがあります。
インフルエンザワクチンの接種で予防
インフルエンザを予防する有効な手段の一つに、流行前のワクチン接種があります。
インフルエンザウイルスは毎年少しずつ性質を変え、異なるタイプが流行するので、それに対応するために、予防接種も毎年行う必要があります。
インフルエンザワクチンの接種時期
インフルエンザの流行は1月上旬から3月上旬が中心です。
ワクチン接種による効果が出現するまでに2週間程度を要することから、毎年12月中旬までにワクチン接種を受けることが望ましいと考えられます。
*2015年から、インフルエンザワクチンは、A型2株、B型2株を含む4価(4種混合)ワクチンになりました。